「この素晴らしい酒なし世界から引き返してなるものか」と。
私はそんな気持ちが飲酒欲求を凌駕していきましたよ。
【断酒】絶対に飲酒生活には戻りたくない
これも人によるでしょうが、私は断酒をして1ヶ月程度でこういう気持ちになりました。
「このまま酒を飲まない人生にしたい」と思いましたね。
それまでは毎日酒を飲む生活をしていたわけですが、やはり深層では酒なしを望んでいたんでしょう。
このまま酒を飲み続けて良いわけがない。
これは常に私の頭の片隅にいたんです。
でもそれを飲酒欲求が掻き消し、本来の願望を伏せていたんですね。
だって日常が本当に快適に過ごせるんですから
2度と飲酒生活には戻りたくない理由。
それは酒を飲めば日常がすごく不快だからです。
朝から日中、そして夜まで快適な時がないんですよ。
これは断酒して健全な体を手に入れたから分かることです。
飲酒を繰り返していると、一体何が健全なのか分からなくなります。
二日酔いの日常が健全なのだとさえ思いかねませんよ。
振り返れば闇しかない
断酒1ヶ月経った頃、過去を振り返るとそこには闇しかありませんでした。
こちらを何も言わず、ただぽっかりと口を開けて見ているだけなんです。
その何もない世界からは絶望の匂いがしました。
後ろを振り返り、再びその口に入れば暗い無機質な生活へとすぐに突入するでしょう。
酒には人間をすぐに堕落させる用意がある。
そんな闇が断酒1ヶ月頃にはまだ直ぐ後ろにいたんです。
もう戻らなくて良い
でもここで心配することはありません。
別に誰も私たちを後ろの闇に引きずり込もうとしていません。
私たちが後ろを意識しなければ、闇は何もしてきません。
だから後ろに戻ることはないんです、戻る必要もありません。
だから前を向きましょう。酒なし世界へ行きましょう。
「もう戻ってなるものか」と進めば、闇はじきに見えなくなる。
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